はじめに
日本でバリスタをしていると、「ラテアートを練習しなきゃ」「コーヒーの知識を増やさなきゃ」ということに意識がいきがちです。もちろん、わたしもそうでした!
そして、もちろんそれも大切です。
でも、ニュージーランドで働いてみて感じたのは、それ以上に評価されることがたくさんあるということでした。
むしろそれより求められているスキルはいっぱいあります!!!
今回は、実際に働いて感じた「日本とニュージーランドで求められるスキルの違い」を紹介します。

え!ラテアートってそんなに重要じゃないの!?

ラテアートが上手に越したことはないけど、もっともっと必要なスキルがいっぱいあるよ!
① ラテアートよりスピード
日本では一杯一杯丁寧に仕上げるお店が多いですが、ニュージーランドではとにかく回転が速いです。
特に朝はお客さんが一気に来て大行列、、、なんてことも珍しくありません。
この前なんか、たった1人で来たお客さんが14杯のドリンクを注文しました😦おそらく会社仲間の分を代表して買いに来たんだと思いますが…
とにかくニュージーランドの人は、毎日何杯ものコーヒーを飲みます。
仕事の日も休みの日も。
そのため、日本のカフェで作るコーヒーの杯数とスピードとは比にならない場合が多いのです😅
なので面接では、
「このお店で働いていたときは、1日に何kg豆を使っていた?」
とよく聞かれるます。
それだけ、一日にどれだけの杯数をこなしていたかを重視しているみたいです!
② ラテアートより温度
温度に対するこだわりが多いお客さんが多い印象です。
🌡️エクストラホット
🌡️アメリカーノに冷たい水を足して
🌡️熱すぎないように
🌡️氷少なめ、氷多め
忙しくても毎回同じ温度、フォームのクオリティで仕上げられることが大切です。
③ 2杯取りができる
⏩️2杯取りとは、例えば2杯ラテのオーダーが入った時に2杯分のミルクを大きめのジャグでまとめてスチームすることです。ラテ2杯じゃなくても、同じ種類のミルクであれば、何でも使えるスキルです。例えばラテとホットモカなどの組み合わせにも使えます。
ニュージーランドでは、ほとんどのオーダーがスチームを必要とするホットドリンクです。
毎回1杯ずつミルクをスチームしているとどうしても追いつきませんし、2杯取りができると自分自身も楽です。
2杯取り、もしくは3杯取りまでできると、効率よく作業をこなすことができます。
なので2杯取りはできるようにしておくことをオススメします!
④いろんなことを同時進行
💫ショットを落としながら次の注文を聞く
💫ミルクをスチームしながら雑談する
💫出来上がったら名前を大きな声で呼ぶ
💫ショットを落としている間にスコーンを温めに行く
英語環境の中で、いろいろ同時進行です!
ニュージーランドは人件費が高いので、スタッフの人数をギリギリで回しているところが多いです。
小さいお店ではワンオペ(1人)でお店を回すことも…本当に大変です😢
なので、
どれだけエスプレッソを落とす作業が自然にできるか
無駄な動きなしでコーヒーを作るという作業ができるか
これは数をこなさないとできないと思いますが、かなり大事なことだと思います。
⑤ 覚える力が想像以上に大事
常連さんは、
“My usual“
だけで注文することがよくあります。
常連さんの顔とオーダー内容を覚えることはもちろん、
今オーダーをとった人の特徴を覚えておくということも大事です。
なぜなら日本みたいに皆んな列になってドリンクが出来上がるのを待っててくらないから😅
空いてる席に座ったり、お店の外に行ってしまったり、電話したりスマホに夢中だったり、、、
あとはイートインでも、気付かない間に席を移動していたり、、、
スタッフがお客さんを探しに行かなければならないシチュエーションがよくあるのです!
わたしは人の名前と顔を覚えるのがかなり苦手なので、すごく苦戦しています😭
⑥ 頭フル回転!把握してこなす力
コーヒーひとつのオーダーにしても、確認しなければいけないことが本当に多いです。
- サイズ
- ミルクの種類
- ショット数
- 砂糖あり?
- Extra Hot
- テイクアウェイか店内か
- フードは温めるか?
日本だったら、チェーン店以外のお店はサイズすらひとつしかない印象です。
「ホットラテください」「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」
くらいのやり取りで終わるのに。
もちろんお店にもよると思いますが、ニュージーランドでは聞くことがほんとに多い!
忙しい環境の中でもお客さんのオーダーを正確に把握する、ドリンクを作るときにも気をつける。
とに頭フル回転です🤯
⑦ ラテアートは優先度低め
もちろんラテアートも大事です!
かわいいラテアートで提供されたほうが嬉しいですよね☺️
ただ、優先度はそれほど高くないということ。
すばらしいラテアートを提供したとしても、現地のお客さんが写真を撮っているところはほとんど見たことがありません。
あまり上手くいかなかったラテアートで提供しても、”Beautiful!” “Lovely!” “Amazing!”と言ってくれます。でも写真はとりません。笑
日本人やアジア系の人は写真を撮る傾向が強い気がしますが!
現地のお客さんにとってコーヒーは毎日のもの。
ラテアートより、
スピード、温度、いつも同じ味
そんな一杯の方が求められているのです!

日本のコンビニでおにぎりとお茶の写真を撮っているみたいな感じなのかな。笑

実際、テイクアウト率もかなり高いからね。フタしちゃうし!
⑧ 朝型生活もバリスタのスキル
ニュージーランドのカフェは朝7時くらいからオープンするところが多いです
なので出勤は6時代のところが多いのではないでしょうか。
わたしも実際、5時過ぎに起きて6時半から働いています。
その分早く仕事は終わりますが、
早起きが苦手な人には意外と大きな壁かもしれません!
⑨お店によって求められるスキルは違う
お店の特徴によっても求められるスキルは違うと思います。
👉️大きいお店なのか、小さいお店なのか
👉️観光地にあるのか、オフィスビルの中にあるのか
👉️シティの中心地にあるのか、郊外にあるのか
👉️スペシャリティなのか、ローカルカフェなのか
イートイン率が高いカフェや韓国系のカフェだと、ラテアートを重視しているかもしれません🌟
自分が働きたいカフェではどんなスキルが求められているのか、
または自分が今持っているスキルで働けそうなカフェはどこなのか、
それを見極められると、バリスタの仕事も見つけやすいかもしれないですね!
ニュージーランドでバリスタジョブを見つけるまでにやったことは別の記事でまとめています☕
👇️👇️👇️

まとめ
実際に働いてみて、「バリスタ」という仕事に求められるものが、日本とはかなり違うと感じました。
スピード、温度、接客、記憶力、コミュニケーション、ラテアート、コーヒーの知識
もちろん、どちらの国でもバリスタとして働く上では全部大事なスキルです。
ただ、優先順位が違うということ!
ニュージーランドでバリスタとして働くには、
☕コーヒーを作り慣れている
☕カフェの仕事に慣れている
ということは総合してかなり大事だと感じています。
実際、わたしは英語力や覚える力がない分、コーヒーとカフェの仕事に慣れているという部分にかなり救われています!
ニュージーランドでバリスタをしたいけど、自信がない、何を極めておく必要があるのか分からない、という方に少しでも役に立つ情報だったら嬉しいです!

全部のスキルがなくても、得意なスキルがあると良いよね!

質問があればぜひコメント欄で教えてね!
今回も呼んでくれてありがとう🌰


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